ヘッドセットマイクをミキサーで使う方法

DTM

ゲーマーの後輩からヘッドセットをミキサーに繋ぎたいんですと相談がありました。

変換プラグ渡せばいいだろうぐらいに考えていましたが、実際はそんな簡単な話ではありませんでした。

この記事では、ヘッドセットのマイクをミキサーやオーディオインタフェースに接続する方法を紹介します。

ヘッドセットマイクだけでなく、カメラへ接続用のミニステ端子マイクでも同じことができますので、ぜひ参考にしてみてください。

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ヘッドセットマイクの端子

まずはヘッドセットマイクの端子を確認してみます。

パッと見ミニステ端子のように見えますが、オーディオ用ミニステ端子は3極なのに対しヘッドセットの端子はよく見ると4極になっています。

よく見ると端子の極数が違います

これはヘッドホンへの入力とマイクからの出力が1つになっているためです。

このままではミキサーへの入力はできませんので、まずはマイク出力だけを取り出すことを考えます。

マイク端子とヘッドホン端子を分岐

これは簡単で、数百円で売っている変換端子を使いましょう。

最近のノートPCはマイクとヘッドホンの入力が同じ端子ですが、一昔前のデスクトップPCではマイク端子とヘッドホン端子がバラバラについておりました。

そういったPC用に変換プラグが販売されていますので、まずはマイク出力とヘッドホン出力に分割します。

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端子変換に試行錯誤

上記変換プラグはミニステ端子なので、そのままミキサーへの入力はできません。

ミキサーに入力するために別の変換プラグを接続します。

当初はこれで終わりぐらいに考えていましたが、そう簡単にはいきませんでした…

いろんなメーカーから出てますので手に入りやすいものでOK!

フォン端子に変換して接続

まずはその辺に転がっているミニステ→フォン端子を試してみました。

フォン端子をミキサーへ入力し、ゲインを上げていきます。

いくらゲインを上げても反応しません

全く反応なし…

端子がおかしいのかと思い、同じ変換端子をヘッドホン側にして確認したところ問題なく音は聞こえてきます。

マイク入力は何がおかしいのかわからず作戦変更とすることにしました。

XLR端子に変換

次はミニステ→XLR変換端子を試してみました。

この端子はあまり見かけませんので秋葉原のトモカ電気までわざわざ買い出しに行ってきました。

しかもこれ需要が少ないのか1000円近くします。

これで大丈夫だろうと再びミキサーへ入力し、マイクチェックです。

端子を変えてもファンタム電源を送ってもどうにも動作しません

これまた反応なし…

電源が必要なマイクなのかと考え、ファンタム電源+48Vを入れてみるもこれまた反応なし。
※私はやってしまいましたが、機材が壊れる可能性があるので絶対に試さないようにしてください!!

PCの端子に直接繋ぐときは使えるので、ヘッドセットのマイクが壊れている訳ではないはず。

マイクの仕様から見直して原因を追求します。

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マイクの仕様を確認

「ヘッドセット マイク 仕様」と検索するもなかなか有益な情報は見つからず。

ミキサーに反応がないのはあまりにも信号が小さいからだと仮定して、信号を上げるために電源をかませば良いのではと考えました。

よくよく調べるとヘッドセットのマイクはPCから電源供給されて動く「プラグインパワーマイク」仕様になっているのだとか。

このプラグインパワーマイクは5V程度の電圧で動作するようで、ミキサーからのファンタム電源48Vでは大きすぎたようです。

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電圧変換プラグ

世の中にはニッチな需要があるようで、ファンタム電源48Vを減圧してくれる変換プラグが存在していました。

「RODE VXLR+」「BOYA 35C-XLR Pro 3.5mmミニプラグ to XLR変換アダプター」の2種類があります。

安かったのでBOYAの変換プラグを買って試してみました。

BOYA ( ボーヤ ) >35C-XLR Pro 3.5mmミニプラグ to XLR変換アダプター|サウンドハウス
3.5mmステレオミニプラグ対応のマイクを、XLR入力のある本格的なミキサー、カメラ等に接続可能にします。

動作確認

変換プラグを接続し、ファンタム電源を入れます。

家の環境だとスピーカーから出すとハウるのでヘッドホンで確認。

ついにヘッドセットマイクを動作させることができました!

ゲインを徐々に上げ、声を出すとヘッドホンから自分の声が聞こえました!

ついにミキサーを通して音を出すことができました。

しかし変換器なのかミキサーなのかわかりませんが、ずっとボーっという低いノイズが鳴っています。

EQでローをしっかりカットしてやると全然気にならなくなりました。

DAWで使ってみる

続いてオーディオインターフェースでも同様に試してみました。

オーディオインターフェースでもファンタム電源を送ることができれば同様に使用可能です

こちらも問題なく動作しましたが、やはりノイズが大きいようです

DAW上でEQをいじってやることで良好な音質で使うことができました。

Syncroomで会話しながらのセッションで使えます

ニッチな用途ですが、Syncroomで楽器を弾きながら会話するのに大変便利でした。

過去の記事ではハンドマイクを使っていましたが、圧倒的にヘッドセットマイクの方が便利です。

過去の記事もぜひ参考にしてみてください。

Syncroomで会話しながらセッションする方法
Syncroomでも遠隔セッションは使っていますか?マイクギター同時出力することによって遠隔セッションがさらに快適になりますよ。
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まとめ

ヘッドセットマイクをミキサー、オーディオインターフェースに接続する方法を紹介しました。

ヘッドセットマイクはプラグインパワーマイクという仕様なので、ファンタム電源を低圧に減圧する変換プラグを使用することで普通のマイクと同様に使用することができます。

ヘッドセットにもよるのかもしれませんが、私の場合低音ノイズが乗ってしまう現象があったのでEQでローカット調整をおこないました。

この記事が誰かの参考になれば幸いです。

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